このサイトの説明ページです。世界各地で最近多発している異常気象と自然災害は、人類の進化に伴う地球上の森林原野などへの環境破壊に加え、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスが充満してきたことやオゾン層破壊による地球温暖化が影響しているものと推測され、未来に向けた人類の危機が懸念されています。
昆虫類は、地球史の中で人類より早く発生し、その生息数・種類数から最も繁栄している生物です。その進化には、この地球温暖化による危機から人類が将来生き抜いていくためのヒントが潜んでいると言われ、各種の研究が進められています。そんな虫たちの、実は”ちょっとかわいい”横顔に注目してみましょう。
蝶たちの横顔 | |
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❶ ミドリシジミ ❷ ミズイロオナガシジミ |
初夏の里山や山林で葉上に静かにたたずんでいます。羽の裏も様々な模様で飾っていますが、種類によっては羽の表がメタリックのように輝く仲間もいます。 |
❸ ツマグロヒョウモン ❹ オオミスジ |
タテハチョウ類という仲間に属します。種別にもよりますが、春先から晩秋まで市街地(公園やホームセンターの花壇でも)から山里などで観察されます。 |
❺ モンキアゲハ ❻ ギフチョウ |
なじみのあるアゲハチョウの仲間です。モンキアゲハは春夏の柑橘類の畑などで、ギフチョウは里山で初春の短い時期のみに観察され、スプリング・エフメラル(春の女神)とも呼ばれています。 |
❼ ベニシジミ ❾ ツバメシジミ |
街中の公園や庭のある家庭の花壇などでも見られる超小型の蝶です。よく観察していないとその存在にすら気付かないかもしれません。 |
❽ モンシロチョウ ❿ オオムラサキ |
畑のキャベツや草原の菜の花などでよく見られるのがモンシロチョウ、雑木林などでカブトムシやクワガタムシとともに樹液レストランで観察されるのはオオムラサキ(羽表は紫色ですが、羽裏は地味な黄緑色)です。 |
⓫ ミヤマカラスアゲハ ⓬ ミカドアゲハ |
山中の渓流などで真夏に吸水する姿が見られます。もちろん大好きな花の吸蜜にも訪れます。 |
⓭ アゲハチョウ | 家の庭や街角の公園の植木などで、種の維持継続のために大切なペアリング(交尾)中です。春から秋にかけて三世代が入れ替わり発生します。 |
⓮ テングチョウ | 山道や樹木の枝先などに止まっていますが、羽の色が保護色となり、枯れ葉や地面との見分けがつきにくく、飛び立たないとなかなか発見できません。 |
⓯ キマダラヒカゲ | 名前のとおり、「日陰」を好んで生息しているジャノメチョウの仲間です。 |